リレンザ

リレンザとは

リレンザとは、オーストラリアのビオタ社が開発し、グラクソスミスクライン社が販売をおこなっているインフルエンザに効くお薬です。

リレンザ

(グラクソスミスクライン社は、コンタックやアクアフレッシュ、ポリデントやヘルペス治療薬として有名なバルトレックスなど、さまざまな医療分野で実績のある有名なお薬の会社です)

2000年12月より処方・販売が開始されて、インフルエンザの予防と治療のためのお薬として、リレンザはタミフルと並び、広く使用されています。

~ リレンザという薬品名の名前の由来 ~

「relieve(軽減する、楽にする、除去する)」と「influenza(インフルエンザ)」を合成し、インフルエンザから解放する願いを込めて「relenza(リレンザ)」と名付けられています。

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リレンザのどんな内容を知りたいですか?

特徴のまとめ

インフルエンザA型・B型の両方に効果があり、タミフルが効かない耐性ウイルスに対しても有効であるため、人気が高まっています

一般的な薬剤は「経口錠剤(水などで口から服用する錠剤)」タイプが多いですが、このリレンザは「吸入」タイプとなっているのが大きな特徴です。

粉末状の薬を口から吸い込むことで、ウイルスが増殖しやすい気道の粘膜に直接成分が届きます。そのため、即効性があり効果も高くなります。また、錠剤と違って体全体に作用しないため、副作用も少なく済むというメリットもあります。

効果・効能について

リレンザは、インフルエンザA型・B型のどちらにも効き、また、感染しないように予防用としても効果が認められています。

ウイルスの増殖を抑制して、治療する

インフルエンザとは、ウイルスの感染した細胞が遊離して、他の細胞に転位・感染していき急速に増殖することで、症状が悪化する感染症です。

リレンザのパッケージと、吸入器・ブリスターの入ったパックの画像

リレンザの成分「ザナミビル」は、ノイラミニダーゼ(NA)と呼ばれる酵素が含まれており、ウイルスが遊離して増殖することを阻害する効果があります。

その結果、症状が悪化せず、軽度で済ますことができるのです。

ウイルスの増殖を最小限に抑えるため、インフルエンザに感染して症状が出たら48時間以内(なるべく早く)リレンザを服用することが大事です。

インフルエンザを予防する効果があります

インフルエンザは、感染しないことが一番です。

リレンザは感染を予防する効果もあり、流行前にあらかじめ服用しておくことで免疫力が向上し、感染を防止してくれます。

感染を100%防げるわけではありませんが、もし感染して発症しても、予防として前もって使用しておくと高熱にならないなど症状を軽くすることができます。

通販・個人輸入による入手

リレンザは、通販・個人輸入で購入することができます。

インフルエンザの予防薬として、あるいは感染してしまった際の緊急な治療薬として、自宅に完備しておくと安心できます。

通販では、病院処方とは違って、安くまとめ買いすることもでき、お得になります。

用法・用量について

リレンザには、吸い込むための専用の吸入器と、「ブリスター」と呼ばれる薬成分が入った円形状のパックが入っています。

予防のために使用する場合

ブリスターの画像

成人および小児(15歳以下)の方・・・1日1回だけ、成分であるザナミビル10mg(ブリスターx2個分)を、専用の注入器で口から吸い込みます。10日間続けることで予防効果があります。

治療のために使用する場合

成人および小児の方・・・1日2回、成分であるザナミビル10mg(ブリスターx2個分)を、専用の注入器で口から吸い込みます。5日間続けることで治療効果があります。

~ もし飲み忘れてしまったら ~

リレンザを治療目的で使用する場合は、1日2回服用する必要があるのですが、もし1回分を飲み忘れてしまったら、気づいた時点ですぐにその1回分(ブリスターx2個分)を吸入して下さい。

ただし、次に使用する時間が近い場合(4~5時間程度)は、その1回分は飛ばして、次の服用時刻になったら次回分(ブリスターx2個分)だけを吸入します。

まとめて2回分(ブリスターx4個分)を一気に吸入することは厳禁です。飲み飛ばした分は、予備や緊急用として保存しておきましょう。

~ 治療で使用する際の注意点 ~

  • もし、リレンザを服用して3日間ほどで症状が良くなったとしても、必ず5日間は服用を続けて下さい。

    ウイルスが体内にまだ残っている可能性があり、症状のぶり返しや他の方への感染拡大を防止するためです。

妊婦(妊娠中の女性)の服用は?

リレンザは吸入タイプであるため、気道などの局部で効果を発揮しています。そのため血中に入る量もごくわずかです。ですので、お腹の中の赤ちゃんに重大な影響は及ぼすことはなく、妊娠中でも使用することができます。

もうひとつの医薬品である「タミフル」よりも安全性が高いお薬として認識されています。

授乳中の服用は?赤ちゃんに授乳して良いの?

授乳中にリレンザを服用して良いかどうかですが、日本ではタミフル同様に意見が分かれています。

「リレンザは局所で効いているため、(タミフルよりもさらに)血中・お乳への移行量が少なく影響がないため、授乳しても良い」というお医者さんと、「安全性はまだ100%確立されていないのだから控えるべき」というお医者さんと両方います。

欧米では授乳の継続は可能との判断がなされていて、リレンザを服用しながら授乳がおこなわれています。

ですので、授乳は可能ではありますが、どうしても不安という方は授乳を避けておき(搾乳などで我慢し)、リレンザの服用終了後1日を経てから授乳を再開すると良いでしょう。

正しい使い方を詳しく

リレンザは、薬剤の入っている丸いブリスターを、吸入器に装着してから吸い込みます。

ブリスター2個と吸入器の画像

ただ、特殊な形状をしているため、使い方がわからないという意見をよく聞きます。

下記のリンク先のページにて、リレンザの使い方を写真付きで詳しく解説していますので、使い方がわからない方は参考にして下さい。

正しい使い方(写真付き)はこちらから

副作用について

リレンザは、インフルエンザの予防と治療のための医薬品です。

風邪薬や胃薬など、どんな医薬品にも副作用はあります。

リレンザの副作用は軽度なものが多く、下痢や嘔吐・頭痛などであり、発症率は1%程度となっています。

吸引するタイプの薬であることから、呼吸器系の疾患のある方が使用する際には、医師の指導が必要になります。

リレンザと脳症の関連性

リレンザだけではなく、タミフルやイナビルなど、どの抗インフルエンザ薬を服用した際にも、ごく稀に異常行動やけいれん・意識障害などの脳症が発症する可能性があると指摘されています。

ただ、現在のところ、この脳症が薬の副作用として生じたものなのか、インフルエンザウイルスによって引き起こされたものなのか、はっきりとした原因はつかめていません。

脳症の発症確率がかなり低いために、原因特定までに至っていないのが実情です。

特に小さいお子さんに発症する可能性がありますので、インフルエンザに感染してリレンザなどの薬を服用した際には、目を離さずに看病するように心がけましょう。

口コミ・体験談集

薬と発汗で熱が下がった

勇 36歳 千葉県

目的:治療のため

治療期間:6日

夜になって冷えてきたと思っていたら、悪寒と頭痛がしてきて熱を計ったところ38.3度あった。これはイカンと思い、その日は風呂に入らずすぐに寝た。翌朝計ると38.8度で咳も出るようになっていた。それで急いで病院に行ったら、案の定インフルエンザだった。リレンザという吸う薬を出してもらったけど、使い方がよくわからず、その場で教えてもらって、すぐに吸い込んだ。ちょっと甘いような味。吸うタイプは初めてだったからホントに効くのか?と思ったけど、翌日には37度台まで下がった。発汗も多くて、そのおかげもあったと思う。咳がしばらく続いたけど6日めには無事に治まった。もうインフルエンザにはかかりたくないと思ったよ。

予防のためにリレンザを購入

有紀子 24歳 宮城県

目的:予防のため

服用期間:8日

インフルエンザの予防のためにリレンザを通販で購入しました。以前はタミフルを使用していたけど、リレンザの方が副作用が少なくて安全みたいだし、特殊なウイルスでも効果があるって書いてあったから。最初は使い方に戸惑ったけど、慣れてからは簡単に吸い込めるようになりました。毎日やるのはちょっと億劫だけど、それでもインフルエンザにかかるよりは全然イイって思っています。

予防接種を受けていたけど感染しました

エリ 33歳 福岡県

目的:治療のため

治療期間:5日

予防接種を受けていたのですが、2月になってからインフルエンザに感染しました。病院の先生が言うには接種したワクチンとは違う種類の型に感染してしまっているとのことでした。ただ免疫があがっているからそんなに症状が酷くならずに済んでいるんだよ、とのお話でした。それで、リレンザという口から吸いこむお薬を出してくれました。すぐに効くから、なるべくすぐに飲んでと言われたので、帰りがけに使って吸い込みました。熱もそんなに高くならずに、たまにフラッとはしたけど普通に動けるくらいで楽で、治るのも早かったです。

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